NVIDIA ShadowPlay と Adobe Premiere Pro の音ズレを HandBrake で防ぐ(フレーム補間全パターン検証付き)

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NVIDIA ShadowPlay, Adobe Premiere Pro, HandBrake を組み合わせた動画の検証です。

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はじめに

以前は、動画編集にペガシスの TMPGEnc Video Mastering Works 5 を使用していました。
TMPGEnc Plus から利用していたこともあり、長らく愛用していましたが、
エンコード時間があまりにも長い(5分程度の動画で3時間前後)ことと、
何より YouTube へアップロードするとエラーが発生するようになってしまった事から、
Adobe Premiere Pro CC 2015 へ乗り換えました。

検証の狙い

NVIDIA ShadowPlay でキャプチャした動画を Adobe Premiere Pro で編集していたところ、
動画の時間が長くなるほど後半の音ズレが酷くなってしまいました。
原因を調べたところ、NVIDIA ShadowPlay は可変フレームレートでキャプチャしており、
Adobe Premiere Pro は可変フレームレートの編集に対応していないため、
映像と音声の同期がズレてしまうようです。
そこで可変フレームレートのまま編集したものと、
固定フレームレートで編集したものを用意し、
どのような結果になるかを確かめたいと思います。

ついでにフレームレートを 30fps から 60fps に増やし、
Adobe Premiere Pro が持つフレーム補間機能の検証も併せて検証します。

検証動画

各設定の組み合わせで編集した動画を YouTube にアップロードしています。
解像度は 1440p で、タイトルは フレームレート種類:フレーム補間方法 です。
サンプルとして EPISODE1 外伝 アークス戦技大会! を、
フレームレート種類の変換は、Handbrake を使用しています。

可変フレームレート:フレームサンプリング補間

可変フレームレート:フレームブレンド補間

可変フレームレート:オプティカルフロー補間

固定フレームレート:フレームサンプリング補間

固定フレームレート:フレームブレンド補間

固定フレームレート:オプティカルフロー補間

フレーム補間の特徴

フレーム補間は、大雑把にそれぞれ以下のような特徴がありました。

フレームブレンド補間

前後フレームの中間フレームを作成し挿入する。
シーンの切り替わりは自然だが、動きがブレて見える。

オプティカルフロー補間

前後フレームのピクセル分析とピクセルモーション予測に基づいて、
新しいフレームを作成し挿入する。
動きは滑らかで激しい動きも自然だが、
シーンの切り替わりにノイズが発生する場合が多い。

フレームサンプリング補間

不足しているフレームを、前後どちらかからコピーし挿入する。
補間前とほぼ変わらない。

まとめ

Adobe Premiere Pro で NVIDIA ShadowPlay のキャプチャを扱うには、
HandBrake 等で固定フレームレートに変換する必要があります。
HandBrake には設定でロスレス変換も可能なので、重宝します。

おわりに

今回使用したサンプルはリサとアフィンでしたが、
実は 1080p 60fps バージョンとしてサラとパティエンティアもありました。
しかし、音ズレの状態は特に変わらずフレーム補間もされないため、没となりました。